天然水の水割り

共感と批判と肯定と否定と受容を求めて綴ります。

移り住んだ6個の住まいに点数をつけて評価してみた・前編

こんにちは。ワーホリ4か月目のみさきです。

 

今月でメルボルンを離れる僕は、4か月のうちに5回も引っ越しをしました。つまり6件のおうちに住んだわけで、一時的にミニマリストになって酸いも甘いも噛み分けたわけです笑

 

そこで今回の記事は、メルボルンで移り住んだ6個の安物件に点数をつけて数値化しちゃおうという内容になります。まずはこれをするにあたって諸々の条件やシステムを整えなければならないので、そちらから説明しますねっ。

 

評価方法なのですが、それぞれの物件について立地・キッチン・寝室・バスルーム・リビングの5つの部門に分け、各10点満点の計50点満点で点数付けします。また、点数の付け方としては減点方式をとり、減点されなければ10点満点となります。評価のベースとなる物件は僕が大学休学前に3年間住んでいた6畳1kのマンションで、一般的な大学生が住んでいるようなものをイメージしてもらって構いません。

 

それではいきましょー!

 

立地最高のバッパー「ディスカバリーメルボルン

 

総合評価:27 / 50

期間:11/22~11/30

値段:140$/1week

 

立地:10 / 10

いやあ~ほんとこのバッパーは立地でしかなかったですね。立地が本体でほかのものが付属品としてぶらさがってる感じ。シティ内にあるこのバッパーはメルセン、coles、ALDI、トラムストップ、マーケットなど便利なものが徒歩5分圏内にあって、来たばっかで右も左も分からない僕には「はじめの一歩」として最高でした。立地に関しては減点なしの満点です。

 

キッチン:2 / 10

共用のキッチンなんですが、いくらバッパーで安かろう悪かろうだとしてもダメでしたねー。宿泊者数に対して少なすぎる共用の冷蔵庫とガスコンロ。50人以上に対してガスコンロが大小それぞれ3口ずつって少なすぎるでしょ。油でヌルヌルのスプーンやフォークも使っていて不快でした。フリーフードもケチャップぐらいしかなかったし笑

 

寝室:2 / 10

このときは12人部屋に泊まっていたので、とてもじゃないですが落ち着けませんでしたね笑 2段ベッドが所狭しと並んでいるのでキャリーケースを置くスペースもほとんどなかったし、ベッド端にしか手洗いした洗濯物を干せなかった。ルームメイトのいびきがうるさすぎて寝付けなかったのはいい思い出。

 

バスルーム:8 / 10

五畳はあるんじゃないかと思うほど広いバスルームには、隅っこにトイレとシャワーがぽつんとあるだけ。まさにスペースの無駄遣い。その余ったスペースを寝室に回しておくれよ。でもトイレは清潔でトイレットペーパーも毎日のように補充されていたし、シャワーもしっかりお湯が出たうえ、備え付けのシャンプーとボディソープがあったので助かりました。ドライヤーを使えるコンセントが欲しかったぐらいですね。

 

リビング:5 / 10

リビングといっても、バッパーなので同じフロアの宿泊者全員が使うことのできる共用スペースです。長机とプラスチック製の椅子が10組ほどきちんと並べられているほか、両サイドの壁に沿ってレザー製のソファーが無造作に並べられていました。コンセントもたくさんあったので充電をしながらパソコンを開いてる人が多かったですね。ただ、いかんせん宿泊者数が多いので深夜以外はうるさいしきたない。なので僕の場合朝昼は寝室のベッド、深夜はソファーといった感じで使い分けてましたね。

 

一言:

当時はシェアハウスと仕事探しに必死で、バッパーのクソさには気付けなかったなー。友達もいなくて、毎日カップラーメンとやっすいプレーンのパンで食欲を満たしていたあの日々には戻りたくないですね笑

 

一番快適だったかも「ブランズウィックの一軒家」

 

総合評価:42 / 50

期間:11/30~12/20

値段:140$/1week

 

立地:8 / 10

コーヒーと古着の町であるブランズウィックはシティ郊外にあるので、シティ内で仕事を持っていた僕はバカにならない交通費がかかっていました。とはいえ、シティからトラムで20分、トラムストップから自宅までは徒歩5分なので移動が疲れるといったことはなく、むしろ郊外にあるおかげで夜は満天の星空を見れたりと色々堪能しました。歩いていける距離にcolesがあるのでそれも便利でしたね。

 

キッチン:10 / 10

ここのキッチンが一番良かったですね。日本人しか住んでいなかったので清潔かつ洗い物がたまっていくことがないですし、充実した食器やシルバー類、決して焦げない炊飯器(これめっちゃ大事)や豊富な種類のフリー調味料など、文句の言いようがないです。納得の満点。

 

 寝室:9 / 10

客観的に見たらここが一番だと思います。2人部屋でシングルベッドが2つとそれぞれのクローゼットが用意されていて、どちらも充分な広さと快適さでした。遮光カーテンや個人机ももちろんあるし、静かな町なので眠りを妨げるものはありませんでした。ただシェアメイトのいびきがうるさかったので1点だけ減点させてください!笑

 

 バスルーム:9 / 10 

めっちゃ綺麗、とまではいかないけれど普通に綺麗でした。トイレとバスタブ・シャワーはガラス戸で仕切られていたし、シャワーはしっかりお湯が出るし、トイレットペーパーはシェアメイトが買ったものを皆で割り勘して共用していました。洗面台にはコンセントがついていたのでドライヤーが使えたのも嬉しかったです。一度シャワーヘッドが壊れて新品のものになったのもいい思い出?なのかな笑 

 

リビング:6 / 10

この家にはリビングシェアのシェアメイトがいたので、リビングで寛いでいる人はあまりいなくて、寝室やキッチンのテーブルでリラックスしてることが多かったですね。リビングにはローテーブルとソファー、TVが置いてあってシェアメイトの1人がPS4でパワプロをやってたりしてました。あれは羨ましかったなあ。帰国したらゲーム漬けになろうと思った瞬間です。

 

一言:

 4か月を振り返ってみると、この家が一番快適だったかもしれません。シェアメイトが日本人しかいなかったので、安心感と清潔感がありました。掃除当番が週替わりで決まっていたのも日本人らしいなあって感じでおもしかったです。また、深夜ベランダに出て好きな音楽と満天の星空を堪能しながら喫った煙草は格別でした。朝が来るなと願った夜も少なくなかったです。

 

ぼくら5人だけの時間と空間「YHA」

 

 総合評価:38 / 50

期間:12/26~1/21

値段:160/1week

 

立地:9 / 10

シティの北の外れにあったこちらのバッパー、ギリギリフリートラムゾーンにあったり、マーケットが徒歩5分の所にあったりと、立地はまずまずでした。スーパーが近所になかったのが玉に瑕でしたが、友人4人と住んでいたので誰かしら買い物ができるということでデメリットにはならなかったのですが、1人で住んでいた場合はストレスになったかもしれません。

 

キッチン:7 / 10

バッパーなので共用キッチンでしたが、ディスカバリーメルボルンとは雲泥の差。清潔感溢れるキッチンには20口ほどガスコンロがあったので人が渋滞して使えないことはなく、冷蔵庫もたくさんあったので快適でした。他にもウォーターサーバーやフリー調味料、湯沸かし器があったので楽しく料理ができました。包丁の切れ味が悪かったのt冷凍庫があったら満点も狙えたと思います。

 

寝室:5 / 10

友人4人と住んでいて、もう1人が時々遊びに来るという感じで暮らしていた僕らの部屋には、2段ベッドが2つと部活で使うようなロッカーが人数分あり、机椅子とゴミ箱1つずつといった具合です。4人で生活するには少し窮屈でしたが、気の知れた友人達だったのでなんとか上手くいきました。扇風機が壊れていたせいで何度も眠れない熱帯夜を過ごしたのは辛かったです。

 

バスルーム:9 / 10

寝室とは別にカードキーで開けられるタイプのバスルームは、トイレとシャワールームと洗面所切り離されていて精神的に快適でした。トイレは清潔といえば清潔感だけど基本的に流されてなかったです笑 シャワールームはしっかりお湯が出るし、シャワーヘッドの首が振れるので好きなとこに湯を当てられました。シャンプーとボディソープは持参しないといけないのが残念だったかな。洗面所には大きな鏡とコンセントがあったのでドライヤーもゆったり使えました。

 

リビング:8 / 10

バッパーなのでリビングというより共用スペースです。ディスカバリーメルボルンと同じように机と椅子、ソファーがありました。お菓子やジュースが売っている自動販売機やビリヤード台なんかもあったりして昼夜問わず誰かしら笑っていました。清潔で広々としていましたし、設備申し分ないので、時々うるさい以外は不満がありません。

 

一言:

結局のところ「誰と住むか」だと思いますね。5人だけの時間と空間が持てたこの時期は楽しかったです。週末は仕事がないメンバーでマーケットに行き、安い食材を買って帰って調理する。こういう時間が好きでした。ワーホリの思い出になっています。あと、屋上に喫煙スペースがあるのですが、このバッパーがシティの外れにあるので遠くに広がるビル群と真上の青空のコントラストにうっとりとしながら味わう煙草が格別でした。素敵な毎日でしたね。

 

つづく… 

 

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